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社会科見学で楽しむ

ちょっと変わったレジャーとして今人気なのが、社会科見学です。社会科見学というと、子供が学校から授業の一環として出かけるようなイメージがありますが、実は最近大人の社会見学が注目を浴びています。

普段食べたり使ったりしている製品でも、その製造工程を目にすることはまずありません。それを見ることができるのが工場見学で、例えばサントリーの武蔵野工場ではビールの製造過程として麦芽の味見やホップの香りを体験し、最後にはできたてのプレミアムモルツを味わうことができます。北海道の白い恋人パークも有名で、北海道銘菓として有名な白い恋人の製造工程を見学したり、オリジナルクッキーが作れる体験工房があったりするほか、ヨーロッパの街並みのような建物や庭園が美しく、まるでテーマパークのようです。食品以外にもいろいろな社会見学があり、朝日新聞社では新聞製作や工場見学が行われていますし、筑波宇宙センターや、JALの航空教室機体整備工場見学なども興味がある人には面白いでしょう。おすすめのスポットとしては、首都圏外郭放水路という世界最大級の地下放水路は、洪水を防止するために非常時に水を放水するための施設で、普段は水が入っていない状態なので申し込みをすれば見学も可能です。高い天井に林立するコンクリート柱が独特の雰囲気で、一見の価値があります。また、普段は入ることのできない施設としては警視庁の見学ツアーというのもあります。ツアーなので人数に制限がありますが、予約が取れれば広報課の職員の案内で庁内を丁寧に案内してもらえます。110番通報がどのように処理されているかや、災害時の対応など、過去の制服や歴史的な資料など、さまざまなものを閲覧することができます。誰が行っても興味深い内容になっています。

こうした社会見学のデメリットは、企業や官公庁が行っていることもあって土日祝日が休みである場合が多いということです。なので、土日の日帰りレジャーとしては難しい場所もありますが、平日が休みの人や夏休みの子供レジャーとしては最適でしょう。中には大阪のインスタントラーメン発明記念館のように、入場無料・予約不要・土日可でマイカップヌードルつくりの体験ができるような施設もあるのでそういったところを探すのもおすすめです。

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