山登り・ハイキングに行く
自然を楽しむのなら、山登りやハイキングもおすすめです。山登りとハイキングには多少違いがあるので、装備や行き先なども違ってくるでしょうが、自然のなかでウォーキングを楽しみたい人にはどちらもおすすめです。
山登りとハイキングの違いは、ゴールがあるかないかだという人もいます。山登りの場合、基本的に目指すのは山頂であり、山頂にたどり着けるように必要な装備や出発時間を決めていきます。もちろん山頂まで行けなければ意味がないわけではありませんが、山頂に立った時の達成感は山登り独特のものでしょう。それまでの山道が厳しければ厳しいほど、登頂に成功した喜びは大きいものです。もちろんそのためには準備が必要で、その山に登るためにはどれくらい時間がかかるのか、どんな道を通るからどんな靴がいいのか、気温がどれくらいで服装はどういったものが適しているかなどを事前に調べておかなければ、危険を伴うこともあります。近年軽装で富士登山に行く人が増えていると問題になっていますが、もちろん富士山だけの問題ではなく、登山に行くからにはそれなりの準備をすることが当然なのです。
ハイキングの場合は登山とは目的が違い、景色などを楽しんだり自然を感じながら気持ちよく歩きたい、というものです。もちろん結果的に山の頂上にたどり着くことはありますが、あくまで過程を楽しむというのがハイキングの考え方です。特に歩きやすい道にこだわることもなく、山道がすきだったら山道を歩けばいいですし、見晴らしの良い草原がよければそういったところを探せばいいでしょう。また、山にこだわらなくても、気持ちよく歩けるところであればハイキングと言ってもいいでしょう。カメラを持参して風景を撮りながら歩いたり、友人同士で出かけるのもいいですし、最近では健康維持のためにハイキングを趣味にするお年寄りも少なくありません。いずれにしても楽しむのが目的ですので、無理のない範囲で出かけるようにしましょう。