自然の景観を楽しむ
自然の景観を楽しむのも日帰りレジャーの一つの楽しみ方です。日本は狭い国土に交通網が発達しているので、たいていの地域は車や電車で数時間も走れば山にも海にも行くことができます。つまり、日帰りでいろいろな自然の景観を楽しむことができるのです。車での移動が可能であれば、夜明け前に家を出て海や山をめざし、日の出を見るということもできます。普段の生活ではよほど朝早くに出勤する人でない限り日の出を見るということはありません。せっかくの休みなんだからゆっくりしたいというのもわかりますが、そんなときこそ早起きして出かけてみてください。雄大な太陽に、日ごろのストレスも解消されるのではないでしょうか。
また、その季節に合わせた場所に行くのもおすすめです。たとえば初夏の尾瀬や冬の流氷見物など、その季節ならではのスポットに行くと、素晴らしい景観を見ることができます。逆に、日帰りということで近いからこそ違う季節に行くという手もあります。わざわざ遠くまで行くのであれば滅多に見られないのですからおすすめの季節に行くべきでしょうが、日帰りで行ける距離ならばいろいろな季節を楽しむのも一興でしょう。人が少なくて過ごしやすい上に、普段とは違った景観が意外と気に入るかもしれません。もちろん美しい景観を見るだけでもレジャーとしては楽しいのですが、カメラなどを持って行って撮影するのも別の楽しみがあります。最近は景観の美しい場所に行くと大きな一眼レフを持参した観光客に会うことも多く、写真を趣味とする人が多いことに気づかされます。自然の花や鳥などは写真の被写体としても最高ですので、ただ自然を見るのでは物足りないという人は撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。最近のカメラはほとんどデジタルなので、フィルムの枚数や現像の心配をすることなく、いくらでも撮ることができて本当に便利です。
最後に、自然の美しい景観は、私たちが次の世代に残していくべき大切な財産です。花を摘んだり枝を折ったりはもちろん、ゴミを捨てるなどの行為は絶対にやめましょう。